パスポートを取得・更新しよう



パスポートとは
パスポートとは、世界で通じる身分証明書です。 これがなければハワイ(アメリカ)への入国どころか日本を出国することもできません。
またパスポートは1人につき1冊必要です。生まれたばかりの赤ん坊もハワイへ行く場合は1冊必要となります。
パスポートで忘れがちなのが、有効期限のチェックです。通い昔に作った方は日本出国前に必ず有効期限のチェックを行なってください。
帰国予定日とパスポートの有効期限ギリギリの場合は、そのパスポートでハワイへ入国できたとしても、何らかの事情で予定通りに帰国できなくなった場合は不法滞在になってしまいます。その場合は、次回のハワイへの入国ができなくなるケースもありますので、必ず有効期限に余裕のあるパスポートを持ってハワイへ行きましょう。
なお、パスポートの有効期限が1年を切った時にはいつでも更新手続きが出来ます。
またパスポートの発給には1週間前後の日数がかかります。GWや年末年始等はもっと時間がかかりますので、余裕を持って申請しましょう。



パスポートの種類
パスポートには以下の3つの種類があります。
  1 機械読み取り式でないパスポート
  2 機械読み取り式パスポート
  3 ICチップ搭載パスポート
では、順番に説明いたします。

1 機械読み取り式でないパスポート
このパスポートでハワイへ入国するには米国査証(ビザ)が必要となります。
このパスポートに関しては、過去に海外旅行中でパスポートを紛失され現地の大使館で再発給された方のみですので、日本で作られた方は該当いたしません。
2 機械読み取り式パスポート(2006年3月まで発行)
多くの方がお持ちになっている(パスポート2006年現在)です。
このパスポートでハワイへ入国するには査証免除が適用されますのでビザの申請は必要ございません。
1と2の違いの見分け方は、パスポートの表紙裏(写真のあるページ)の一番下部分に意味不明の英数字や記号が並んでいるか否かで見分けることができます。英数字や<<<の記号がたくさん並んでるものは機械読み取り式パスポートです。
3 ICチップ搭載パスポート
2006年3月20日から発給されるパスポートはすべてICチップ搭載となっております。
ICチップの中には、所持人名等の情報の他に顔写真の情報なども含まれておりますので不正使用が出来難くなっています。
このパスポートも査証免除が適用となりますのでビザの申請は必要ございません。

注意!!
査証免除に関しては観光等での入国のみ適用となります。
商用や就学などでの渡航は2や3のパスポートであってもビザが必要となります。




パスポートの有効期限
ではICチップ搭載パスポートの申請をしてみましょう。
まず始めにパスポートの有効期限ですが、10年用のもの(赤色のパスポート)と5年用のもの(濃紺色のパスポート)があります。 5年用・10年用のどちらでもハワイへは入国できます。しかし、10年用パスポートの方が申請手数料は若干高くなります。
海外旅行なんて一生に1回しか行かないと思われているあなた!是非10年用を申請ください。
それは何故かって?
そりゃ〜ハワイへ1回行けばまた行きたくなりますから(^^;
私の嫁は1度しか行かないだろうと言って5年用を取得しましたが、ハワイの魅力(魔力?笑)にとりつかれリピーターになりつつあり、今では「あの時、10年用にしておけば…」と後悔しております。
ただし、10年用パスポートを申請できるのは20歳以上の方のみですので、未成年の方は5年用でガマンしてくださいね。



パスポートの申請
まずは管轄のパスポートセンターを調べましょう。
パスポートセンターは外務省のHPで調べることが出来ます。
管轄のパスポートセンターが分かれば、そこで手続きを行ないます。

事前準備
申請には以下の書類が必要となります。
  1 一般旅券発給申請書
  2 戸籍謄本もしくは戸籍抄本 (6ヶ月以内のもの)
  3 住民票(6ヶ月以内のもので本籍の記載があるもの)
  4 写真(縦45mm 横35mm)
  5 官製ハガキ
  6 本人確認用書類

1 一般旅券発給申請書
これは最寄のパスポートセンターにおいてあります。申請当日に記入しても結構ですし事前にもらっておいて自宅でゆっくりと記入しても大丈夫です。
時間に余裕がある場合は、パスポートセンターで記入された方がいいかと思います。
(見本もありますし、分からない箇所もスグに聞くことができるため)
2 戸籍謄本もしくは戸籍抄本 (6ヶ月以内のもの)
役所へ行って取得ください。なお本籍地と現住所が離れてる場合は郵便での受け取りもできます。
3 住民票
役所へ行って取得ください。
その際には利用目的をパスポート申請の為と明記し、必ず本籍地を記載したものを取得ください。
4 写真(縦45mm 横35mm)
顔の位置や大きさなど細かい規定がありますのでご注意ください。
詳しくは外務省のHPを確認ください。
5 官製ハガキ
郵便局で売っている普通のハガキでけっこうです。
表(宛先)には、ご自分の住所と名前を明記しておいてください。
6 本人確認用書類
基本的に免許証のみでOKです。
免許証をお持ちでない方は、健康保険証と印鑑証明の2点を用意ください。
また学生さんの場合は、印鑑証明の代わりに学生証でもOKです。
でも小学生以下の子供たちは学生証を持ってませんよね。安心ください。小学生以下のお子様は健康保険証のみで大丈夫です。
また上記以外でも可能な書類があります。詳しくは外務省のHPをご覧ください。

申  請
2〜5の書類を用意(1は当日記入すると想定)すればパスポートセンターへ行って申請手続きです。
ただし、どうしても行けないという方は代理申請も可能となっております。その場合は別途書類が必要となります。詳しくは外務省のHPで確認ください。
まず1の「一般旅券発給申請書」に必要事項を記入します。
その際に署名する欄がありますので、表面の署名はそのままパスポートに印字されます。
二重書きやカスレなど無いように、また間違わないよう慎重に記入くださいね。
また小さいお子様でひらがなが書けない場合は、ご両親が署名することもできます。その場合は署名欄の下に「SHOMARU(父)代筆」と明記します。
ただし、少しでもひらがなが書けるお子様であればお子様が署名しなければいけませんので、その辺はパスポートセンターの係員にお尋ねください。
全ての書類を渡せば申請完了です。その時に受理票が手渡されますので大切にお持ち帰りください。なお、受理票を紛失するとパスポートがもらえないこともありますので大事に保管ください。

出来上がるまで
パスポートが出来上がるとハガキでお知らせが来ます。
それまでひたすら自宅で待つのみです。じっと待ってられないという方は郵便受けを頻繁に確認ください。

受  領
自宅にハガキが到着しましたか?ハガキが来れば、後はパスポートを受け取りにいくだけです。受け取りは必ずご本人が行ってください。代理人受領は出来ません。
到着したハガキ・申請時にもらった受理票を持って申請したパスポートセンターへ行きましょう。そうそう、受け取るにはお金も必要です。お金も忘れずに持っていってくださいね。
手数料一覧
パスポート種別都道府県証紙代収入印紙代合 計
10年用(20歳以上)2,000円14,000円 16,000円
5年用(12歳以上)2,000円9,000円11,000円
5年用(12歳未満)2,000円4,000円6,000円
※証紙および印紙はパスポートセンターで購入できます。

以上でパスポートを取得完了です。
海外旅行には必ず必要になりますのでなくさないよう大事にお持ちくださいね。



パスポート更新方法
パスポートの有効期限が1年を切れば更新することができます。
更新の必要書類および手続きの流れは新規申請とほぼ同じです。
変更となる箇所は、持参書類で「戸籍謄本(抄本)」は必要ございません。そのかわりに「更新前のパスポート」が必要となりますので必ずお持ちください。手数料は新規発給と同額です。
ただし、結婚等で改姓された場合などは「戸籍謄本(抄本)」も必要です。


注意!!
この情報は2006年6月現在のものです。
最新の情報に関してはかならず外務省のHPを確認ください。
外務省HP:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/


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